マヅラさんの店外にこんな回転式看板がおいてありました。
昔から使われていたと思われるイイ味出した看板です。
「アナタにピッタリの店」とチビ太のおでん風の絵の「お料理」という面が特にイイ味出していると思いました。
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マヅラ喫茶店
夏に大阪に行った際に見に行ってきました。マヅラ喫茶店さんです。
大昔、マルビルのタワーレコードでCDを買い込んだ後、友人と休憩をとりながら何を買ったか見せ合う場所として何度か使わせてもらったことがあったのですが、最近はレトロな雰囲気で全国的に人気が出ているようで、またビルの再開発の声もちらほら聞こえてくることから足を延ばしてみた次第です。
当時と全然変わらない雰囲気にまず驚きました。
しかしきっと1970年の開店当初からあまり変わっていないんでしょうね。
伝票に書いてある文言も味がありまして
「100坪の広いフロアでお友達と酒杯を合せ、一夕を楽しんでください。」
「ジョニ赤 コーヒー並みの値段 350円」
「料理 味と量と器で勝負する 500円前後」
「パーティ予約 大歓迎4~5人のパーティでも特別の席を作ります。良い雰囲気とセンス、そして安いことで喜ばれています。」
といった一貫したレトロな感じです。
なお、私以外にたまたま客が居なかったことから、お店の方が話しかけてくれました。
会話の中で、今は東京に住んでいるけれども昔何度かお邪魔していて、変わらない雰囲気に懐かしさと驚きを感じている・・・ということを伝えたら笑ってくださいました。
ちなみに店名はインドネシアの島の名前から取ったとのことで、きっとマドゥラ島のことですね。
「店内を少し撮影しても良いですか?」と尋ねたところ「ええ、どんどん撮ってください」と快く許可してくださったところもまた素敵でした。
以下はその一部です。
皆さんも是非1970年代のレトロな雰囲気を味わってみてください。
超「高速そば」
用事で神戸に行った折、昼食をどこで取ろうかという話になり行ってみました。阪急・阪神・神戸鉄道の接続駅、新開地駅構内にある「高速そば」さんです。
もともと神戸高速鉄道系列の駅そば屋さんのようですが、他の神戸高速鉄道の駅には存在せず、また接続している路線においては「阪急そば」「阪神そば」「山陽そば」の大勢力に囲まれるも、健気に慎ましく運営されているお店です。
名前が気になって行ってみた訳ですが、何で「神高そば」にせず、「高速そば」にしたんでしょうね?
私が注文したきざみそばです。関西ならばうどんだと思いますが、折角店名に「そば」がつくのでそばを頼んでいます。
客が私たちしか居なかったこともあり注文から30秒くらいで出てきました。出汁は当たり前ですが関西風の出汁です。
スケジュールを縫い、慌しく電車に乗って来店し、さっと提供されてさっと食べるという、まさに超「高速そば」でした。
鉄道は経営統合が進みましたが、この「高速そば」という名前は残っていて欲しいものです。
おかげさまで地味に10周年。
おかげさまで当ブログが6月24日で10年を迎えることができました。まぁ早いものです。あっという間でした。
昔のエントリーを見返してみると、fontタグやstrongタグ・bタグを多用し、結構雑なつくりですね。仕事がきつかった時期やプライベートが荒れていた頃のものは顕著です(笑)
開設から3年目位の頃は、ネタ切れを心配したりネタ探しで足掻いたこともあったりしたのですが、「このブログはタイムカプセル方式での未来の自分へのネタのプレゼントで、自分が欲しくないと思うようなものは無理にアップする必要はない」と思うようにしてから迷いも消え、現在はネタのストックも意外にあったりします。
加えて twitter との併用で「ブログはネタ帳、twitter は日記帳」という棲み分けがきっちり出来たのも迷走せずに続けられた秘訣かもしれません。
幸いにも今まで嫌がらせや炎上も無く続けて来られておりまして、いつまで続けられるか分かりませんが、これまでどおり緩いスタンスで行こうと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
桃太郎神社 その3
さて宝物館です。本殿とは反対側に在ります。
200円を払って、柵を抜けると祥雲先生の作品が出迎えてくれます。
広場の中央に位置するのは、この神社で二番目に有名な作品「やさしい鬼」です。
表情といい仕草といい色といい、何ともイイ味を出した像です。
色々な角度から撮影してみました。
最後はやはり背中に乗せてもらっております。
お次は「桃太郎帰還」の像です。
かなり喜びは抑えられた表情ですね。
お次もまた有名な作品、「鬼退治」です。
赤い八重桜が美しいです。狂気すら感じさせます。
この広場のベンチの一つがスポンサーつきでした。
ファミリー向けの場所によくスポンサードするなと思いますが、穴場なのかもしれません。結婚相談所なのに受付電話番号が携帯電話のそれというのは少々軽すぎる感じがします。キャリアによっては通話料もすごくかかりますし。
さていよいよ宝物館です。
やさしい鬼のポジションが妙にイイ味出していますね。
「昔の物いろいろ ●こちらもごらんください●」という看板もイイ味出しています。
中に入るとこの日何度目かの桃太郎御一行がお迎えしてくれます。
宝物館とあっていろいろ桃太郎や鬼にちなんだものがありました。たくさんあったので印象に残ったものをピックアップします。
まずは「鬼の金棒」と「珍宝」です。
珍しい宝のほうは石にしか見えませんが・・・。あとこのブログ今月はこんなものばかりですね。
賛否両論シリーズはまだまだ続きます。「鬼のミイラ」「桃の化石」「鬼の角」です。
実物があったらツッコミの嵐だったと思いますので、写真だけで想像するくらいがちょうど良いのかもしれません。
ちなみにこの宝物館、近所の人から寄付されたがらくた昔の生活用品が陳列されています。
一番参考になったのは、戦時中、桃太郎が国威高揚のシンボルとして使われていたので、戦後教科書から一掃されたという話でした。確かにGHQとしては面白くない話かもしれないですね。
滞在時間は2時間弱というところですが、すっかり桃太郎の世界に浸ることができました。中々のお勧めスポットです。5月5日には桃太郎祭りがありますので、是非行かれてみてはいかがでしょうか。
私もまたいつの日か再訪したく思います。