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宇都宮動物園 おまけ

 宇都宮動物園へはロボットを見に行っただけではなく、ちゃんと入園して楽しんできましたので(笑)、気に入った画像などをご紹介して参ります。

 まずは案内板から。
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 職員さんの手作り感がとても良いです。

 チケット売り場は装飾が変わるようで、私が行った時はキリンでした。
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 遊園地ゾーンです。レトロな感じがたまりません。
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 動物園なので動物たちも。結構充実していて遊園地以上に楽しめます。
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 草食動物は餌やりができ、大分人間になれておりました。つぶらな瞳が良いですねー。
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 ベンガルトラのホワイトタイガーなど珍しい動物も居ります。
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 私が特に気に入ったのが下の二頭、アジアゾウの「宮子さん」とアムールトラの「チグちゃん」です。
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 お二方ともとても可愛らしく、ボーっと長時間眺めてしまいました。

 レトロな遊具と可愛い動物に加え、職員の皆さんの挨拶がとてもしっかりされていて、来て良かったと本当に思いました。
 この動物園で何よりもすごいのが開園以来ずっと黒字という事実ですね。園内の其処彼処で見受けられた各種節約の「守りの姿勢」に加え、珍しい動物を取り入れるという「攻めの姿勢」もあり、バランスが良くて素晴らしいことだと思います。
 こんな素敵な動物園が近くにある方々が羨ましく感じます。


養老ランド おまけ

 ロボット21号さん以外にも養老ランドはイイ味の設備がたくさんありまして、一部をご紹介して参ります。

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 係員さんも皆さん挨拶がさわやかで、休憩所でビールを飲みだらだらしていた私たちにも優しくとても感じの良い遊園地でした。
 全体的に素朴な感じのところがとても好きです。

 私が子供時代・学生時代を過ごした地域の遊園地は軒並み閉園してしまっているのですが、いつまでも頑張って欲しいものです。


オートレストラン 鉄剣タロー

 夏の終わり頃の話になりますが、車を持っている友人を巻き込み「オートレストラン 鉄剣タロー」さんに行って参りました。
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 オートレストランとはWikipedia先生の言葉をお借りすると

 自動販売機による食品の販売及び摂食できる設備を備えた施設のこと。
 1970年代、長距離トラックのドライバーなど深夜に食事を摂る客を対象として、主要国道沿いの郊外型店舗が発展した。当初はハンバーガーなどの冷凍食品やカップヌードル、ボンカレーライスの自動販売機を並べ、電子レンジや給湯器で調理させる形式であったが、後に天ぷらそば(うどん)を自動調理する自動販売機なども登場し、食事のバリエーションが豊富となった。また、ドライブインと併設されている所もある。

とのことです。
 鉄剣タローさんはハンバーガー、トーストサンド、うどんの自販機が未だ現役という人気スポットでして、その内、ハンバーガーとトーストサンドを食べてみたく行ってみた次第です。

 自販機の全景です。そばなど提供できなくなった商品があったり、使えなくなってしまったボタンがあったりしているものの、メンテを重ねながら大事に使われております。
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 ハンバーガーの自販機とトーストサンドの自販機の告知部のアップです。
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 中々イイ味出しています。高級感を出そうか、庶民的に行こうかと迷った挙句にどちらでもない道に進んでしまった感があります。

 ハンバーガーもトーストサンドも2014年現在、220円で販売されていました。
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 それぞれの調理中の合図です。
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 特にハンバーガー側の数字表示は、既に製造が終了しているニキシー管を用いたもののようです。

 チーズバーガーのパッケージと中身です。
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 トーストサンドのパッケージと中身です。
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 長らく食べてみたかった一方で実は味には全く期待していなかったのですが、美味しくて驚きました。真面目に作られていることがわかります。またこの値段で提供されている企業努力に頭が下がります。
 なお私はチーズバーガーのパッケージがすっかり気に入ってしまいまして、お土産も兼ねてもう2つ余分に買ってしまっています。

 鉄剣タローさんの素晴らしいところはこれだけでなく、お店の人のサービス精神がそこかしこに感じられるところにあります。
 中でも壊れたUFOキャッチャーの筐体を使い、植物の苗や種を配るコーナーを設けられていたことには、ちょっと感激してしまいました。
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 店内には脱衣麻雀ゲームや格闘ゲームなども多く並び、男子中高生や長距離トラック・タクシーの運転手など、花には関心をあまり持たなそうな人たちがこの店の主な客層なのだと思いますが、そんなことは関係なしにこのコーナーは展開されています。
 また、お惣菜の空きケースに種を入れられている様な飾らないところが、田舎の親戚のようでちょっとグッと来ました。

 店内を一通り見学した後、椅子に座ってジュースを飲みながらこの不思議な雰囲気に浸っていると「いらっしゃいませー」「ありがとうございまーす」とお客に声を掛けながらお店の方が現れたのですが、見回りをされた後に商品の補充を始められ、ただでさえ貴重な自販機のそのまた貴重な内部まで見ることが出来ました。
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 40分くらいの滞在でしたが大満足でした。
 鉄剣タローさんはこのまま、文化遺産のようにずっと、そしてそっと残しておいて欲しいお店です。


色々な意味で面白山。

 山形旅行で「立石寺」に行くところ、どうしても気になって足を延ばしてみました。
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 面白山です。

 面白山に行くには立石寺のあるJR仙山線山寺駅のお隣、「面白山高原」駅からが便利です。
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 全くの無人駅でして駅の周りには何もなく、夜中に放置されたらかなり凹むだろうなぁとは思いました。

 面白山高原駅の駅舎と切符売り場です。
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 駅舎はコスモスの花をイメージして設計されたのだそうです。改札もなければプラットホームにくっついているわけでもなく、駅舎というよりは休憩所といった趣きです。夜中に放置されたらここに泊まりましょう(笑)
 切符は自動券売機で買うのですが、冬場の雪対策でプラスチックの透明な扉に覆われています。

 かつては駅横にすぐスキー場が営業されていたようです。
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 ここのところ数年間は営業停止となっており、寂しさに拍車がかかっています。

 少しだけ山に登ってみたのですが「次の立石寺でも山登りをするし、そちらに体力を使うべきだ」と判断して、ハイキングコースを歩くだけにしました。
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 ハイキングコースでは杉がきれいで清々しい気持ちになれました。
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 山形市の水道の採水場となっている川もあり、とてもきれいなところです。お隣の山寺駅まではゆっくり歩いて3時間弱でした。

 これからの季節は駅舎のモチーフになっているコスモスが、その後は紅葉がそれぞれ楽しめるのだそうです。
 少々寂しさもありますが、自然の楽しめるお勧めスポットです。


桃太郎神社 その3

 さて宝物館です。本殿とは反対側に在ります。
 200円を払って、柵を抜けると祥雲先生の作品が出迎えてくれます。
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 広場の中央に位置するのは、この神社で二番目に有名な作品「やさしい鬼」です。
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 表情といい仕草といい色といい、何ともイイ味を出した像です。
 色々な角度から撮影してみました。
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 最後はやはり背中に乗せてもらっております。

 観光地の定番、顔出し看板もありました。
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 お次は「桃太郎帰還」の像です。
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 かなり喜びは抑えられた表情ですね。

 お次もまた有名な作品、「鬼退治」です。
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 赤い八重桜が美しいです。狂気すら感じさせます。

 この広場のベンチの一つがスポンサーつきでした。
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 ファミリー向けの場所によくスポンサードするなと思いますが、穴場なのかもしれません。結婚相談所なのに受付電話番号が携帯電話のそれというのは少々軽すぎる感じがします。キャリアによっては通話料もすごくかかりますし。

 さていよいよ宝物館です。
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 やさしい鬼のポジションが妙にイイ味出していますね。
 「昔の物いろいろ ●こちらもごらんください●」という看板もイイ味出しています。

 中に入るとこの日何度目かの桃太郎御一行がお迎えしてくれます。
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 宝物館とあっていろいろ桃太郎や鬼にちなんだものがありました。たくさんあったので印象に残ったものをピックアップします。
 まずは「鬼の金棒」と「珍宝」です。
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 珍しい宝のほうは石にしか見えませんが・・・。あとこのブログ今月はこんなものばかりですね。

 賛否両論シリーズはまだまだ続きます。「鬼のミイラ」「桃の化石」「鬼の角」です。
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 実物があったらツッコミの嵐だったと思いますので、写真だけで想像するくらいがちょうど良いのかもしれません。

 ちなみにこの宝物館、近所の人から寄付されたがらくた昔の生活用品が陳列されています。
 一番参考になったのは、戦時中、桃太郎が国威高揚のシンボルとして使われていたので、戦後教科書から一掃されたという話でした。確かにGHQとしては面白くない話かもしれないですね。

 滞在時間は2時間弱というところですが、すっかり桃太郎の世界に浸ることができました。中々のお勧めスポットです。5月5日には桃太郎祭りがありますので、是非行かれてみてはいかがでしょうか。

 私もまたいつの日か再訪したく思います。

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 またね~!


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